ご挨拶

開院挨拶

『医学が変わる、医療を変える』
メディケア病院が実践します。

70有余年の歴史ある片山病院は、2017年12月1日から、江戸川病院グループ入りを契機に、江戸川メディケア病院として新発足しました。
地域住人の方々に、『最適な最新医療と最善のおもてなし』を提供する事で、当院を選んで良かったと思って頂けるような、病院を目指して参ります。
新病院は、改築・組織変更を進める事で、2018年3月から、電子カルテシステムと最新鋭の画像機器(64列CT)と検査機器(至急採血検査システム、新規エコー機)を導入する事で、外来機能を高めます。5月には、リハビリセンターの開設の伴い、同時に栄養指導・栄養療法を強化する事で、入院中の嚥下・運動のリハビリ機能を強化します。7月には、透析センター(25床)を新規に設置。9月には、在宅訪問診療部門を立ち上げる予定です。またこの間、老朽化が進んでいる結核病棟(50床)は、逐次内装等の改築を進めていきます。
2019年7月には、当院の敷地内に、新外来棟(1階)、回復期リハビリテーション病棟(2階)、HCU4床を含む地域包括病棟(3階)、がん緩和病棟(4階)を含む4階建ての新病棟を竣工する予定となっております(新棟イメージ図参照)。新外来棟の1階の外来システムは、総合内科、消化器科、整形外科、眼科、婦人科、泌尿器科の6つの診察科の10の診察室にて運営する予定です。また検査機械(CT、MRI、エコー、迅速採血検体結果システム)と、院内薬局の運営により、受診から、検査・診察・薬の受け取り・支払いまでの迅速化を図ります。また地域救急に対応するため、救急センター(4床)を擁し、3階のHCU(4床)を連動する事で、機動的な救急対応を致します。
当院の新たな役割として、自宅復帰を目指した医療を、入院の段階から押し進めるために、迅速な救急車の受け入れ、また地域の一般開業医先生や在宅開業医先生からの入院要請を速やかに受けれ、それぞれの機能病床に於けるリハビリを行う事で、もとの状態に戻すための医療を提供していく所存です。
今後、江戸川メディケア病院は、これまでの旧片山病院の伝統である、慶應義塾大学内科(循環器教室、呼吸器教室、腎臓内分泌代謝教室)と、東京女子医科大学消化器外科教室との医師派遣の交流に加えて、今回新たに江戸川病院グループに一員入りする事で、急性期病院である江戸川病院との連携の中で、江戸川区の地域医療の新しい要として、また東京都内の数少なくなった結核病床を維持することで、その社会使命を果たしていきます。

院長挨拶


2017年12月1日から新病院の院長に就任した三舩です。
国外に於いては、資本主義制度のグローバルな暴走と民族国家体制の変容、また国内の於いては、急速な高齢化と生産人口の激減を迎える中で、医療制度のみならず、医学概念が変わる時代に突入したと考えております。
新病院は、回復期リハビリテーションとがん緩和医療の機能を高めることで、栄養生化学、運動生理学、腸脳連関免疫学の臨床と基礎の横断研究に取り組みます。具体的には、人類の進化に於ける代謝(ミトコンドリアでのATP産生と熱産生)・循環(酸素と酸の組織間移動と排泄システム)・炎症(他の細胞を栄養とする自己・非自己の認識システム)の構造を理解することで、健康寿命延伸のための最新医学の構築を目指します。医療としては、有史以来の人類の社会構造の変化、採集集団(群れ)、農業集団(村落共同体)、都市賃金労働者(会社共同体・核家族)、都市消費者(個人)の変遷の中での、老化と病気と死への対応機構が急激な変化を遂げる中で、国策である地域包括ケアの基本概念に基づき、病院運営に取り組みます。
地域の方々に、これまで以上に、安心できる最新鋭の医療を提供できるように、また医学の進歩の貢献していけるよう、誠心誠意努力していく所存です。

三舩 瑞夫

(略歴)
1993年 慶應義塾大学医学部卒業
1994年 慶應義塾大学病院内科研修医・その後大学関連病院である浦和市立病院(現さいたま市立病院)内科、国立療養所久里浜病院(現久里浜医療センター)内科勤務
1998年 慶應義塾大学医学部内科学教室(腎臓内分泌代謝内科)に入局
2002年 慶應義塾大学から医学博士号授与
2002年 米国バンダービルト大学医学部生化学部研究員
2005年 静岡市立清水病院 腎臓内科医員
2007年 江戸川病院内科・透析センター医長
2017年 江戸川メディケア病院着任

(所属学会) 日本内科学会(指導医・総合専門医)、日本腎臓学会(専門医)、日本糖尿病学会(専門医)、日本高血圧学会(指導医・専門医)、日本透析学会、日本栄養病態学会、日本経腸栄養学会、日本抗加齢学会