地域包括ケア病棟
地域包括ケア病棟とは
急性期治療を終えて、すぐに自宅へ退院するには不安のある患者様に対して、しばらくの間入院療養を継続し、在宅や介護施設に向けての復帰支援を行う病棟です。
また、在宅療養中の患者様に入院が必要となったとき、地域の病院やクリニックから依頼を受けて支援する病棟です。
※地域包括ケア病棟の入院日数は患者様の状態により異なりますが、規定により最大40日が限度となります。
対象となる患者様
- 急性期治療により症状は改善・安定したが、もう少し経過観察が必要な方
- 急性期治療により症状が安定し、在宅復帰に向けて、主治医がリハビリを必要と判断した方
- 自宅に福祉用具を設置する等の理由により、在宅復帰に向けて療養準備が必要な方
- 施設入所申し込み中で、決定までの間の在宅生活に不安のある方
- レスパイト入院を希望する方
在宅復帰をスムーズに行うために「退院支援計画書」に基づき、主治医・看護師・リハビリフタッフ・ソーシャルワーカー等と関係者(ケアマネージャー等)が協力して、 患者様の退院に向けた相談、準備を行なっていきます。
レスパイト(短期)入院について
レスパイト入院(在宅サポート入院)とは、病気等で療養中の方を在宅でケアされているご家族の介護休暇や、病気、旅行、冠婚葬祭など家族の介護が困難になった場合に一時的に入院できる機能です。 随時、入院を受け付けております。
入院申込について
医療機関(入院先・かかりつけ医等)、訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所、地域包括支援センター等からの紹介や患者様・ご家族からの入院申込を受け付けております。
詳しくは下記ページをご確認下さい。
退院後の支援について
退院後も在宅療養が必要な患者様に対して介護・医療サービス、法人内の訪問看護ステーションをご案内しております。
入院中にソーシャルワーカーや退院調整看護師と相談させて頂き、安心して退院していただけるように調整していきます。